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8月13日(火)BANBANラジオ 芦谷恒徳氏出演

 「かこがわ人の会(※1)」のメンバーであり「平岡・寺田池を語る会(※2)」のメンバーでもある芦谷恒徳さんが、8月13日(火)、BANBANラジオ(BANBANテレビ同時放映)のウキウキバンビーナ加古川学講座(寺田池と地域づくり)に出演され、『寺田池・明神の森と地域づくり』をテーマに、自身がこれまで関わってきた水辺のまちづくり活動について報告されました。

 1998年芦谷さんは、寺田池周辺の町内会や池を訪れる方々へのアンケート調査により、地域住民にとって寺田池が健康づくりや交流の場として不可欠な存在となっていることを認識。さらに、施設の管理や保全、水生生物の調査研究など、この池を拠点に活動する様々な団体の存在を知り、地域づくりには「横のネットワーク」、「パートナーの発掘」、そして「参加を促す組織づくり」が必要であるとして、この池を次世代に受け継いでいくためには「(仮称)寺田池・明神の森クラブ」の設立が必要と提言されました。

 その後、水利関係者をはじめ町内会、行政、各種団体との議論やワークショップを経て、2003年には「平岡・寺田池を語る会」、「寺田池協議会(※3)」が発足し、現在に至っています。
以来、約16年の月日が経ち、寺田池は地域の皆さんに親しまれ、毎日、多くの方々が来訪されるようになりました。クリーンキャンペンなど保全活動や各種イベントも地域ぐるみで行い、まさに「地域の宝は地域で守る」という芦谷さんの提言が実を結んだ形となっています。

 この度は、その芦谷さんから直接、寺田池の情報を発信していただいたことで、リスナーの理解や関心も深まったのではないかと思います。協議会としましては、来る11月23日(土)、加古川総合文化センター及び寺田池中島において『悠久の調べ(おはなし会とピアノ演奏)&天体観望会』を開催します。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

 ※1「かこがわ人の会」・・・かこがわ検定上級合格者で構成される市民団体で、「わがまち加古
  川」の発展を目指し、かこがわ学講座の支援やウォーキング観光ガイドを通じて加古川の
  歴史やまちの良さを広く伝える活動を実践する会。

 ※2「平岡・寺田池を語る会」・・・寺田池をこよなく愛するメンバーが集まり、その良さを地域
  住民にPRするため、各種イベント(自然観察会、星空観望会、寺田池探検、ため池
  ウォーキングなど)の企画や運営を行う市民団体。関係町内会や地元水利で構成される
  「寺田池協議会」と連携しながら、水辺のまちづくりを実践している。

 ※3「寺田池協議会」・・・寺田池の保全・運営活動、利用活用の推進、整備に関する最終の決定
  機関であり水利や関係町内会、語る会など各種団体をメンバーとする会。