>活動報告>寺田池見守り隊
寺田池見守り隊は、
- 寺田池が有する現状の優れた自然、歴史、景観を守り育て、後世に末永く伝えていくための活動を支援します。
- 寺田池を「地域の財産」として愛し、地域の誰もが池に親しみ大切にするよう一緒に努めます。
- 「寺田池協議会」や「平岡・寺田池を語る会」が主催する利活用計画やイベント等に賛同し、共に協力します。
- 改修工事の安全を見守り、さらに、その後の保全・管理・運営についても協力し取り組んでいきます。
寺田池見守り隊の活動
- 19年4月に発足。
- メンバーの意向を確認し、年齢や体力に応じた活動を行います。
- 誰もが参加出来る幅広い活動を目指します。
- みんなで考え、それぞれが出来る行動をつみあげていきます。
- 隊員募集中 寺田池見守り隊に関するお問い合わせは上記事務局まで
こちらのページでは、隊員の皆さんからの活動レポートやご意見、感想などをご紹介しています。
-- 活動レポートや写真、ビデオ、ご意見、感想など、募集中です。 --
「2008/09/15 『見守り隊 定例のパトロール』日誌」
現在、寺田池は工事中ですが、野口山側の寺田用水跡の水路からは常時水が入ってきています。
水の量は少しですが所々に水溜りができ、メダカやザリガニの子供が観察できました。(9月15日)
さあ、年明けには貯水も始まります。
これまでどおり、寺田池も沢山の動植物の宝庫になればいいのですが。
ブラックバスの放流やミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)の餌付けは絶対しないようにしましょう。
2008/06/29 「2008/06/28 『見守り隊 定例のパトロール』日誌」
6月28日(土)午前9時から、定例のパトロールを実施。
曇り空の中、池周辺の見回りを行いました。
あわせて、6月8日に植え付けしたサツマイモの生育状況や芝生広場南側に植えられたバナナの木(花のつぼみ)を観察しました。
どんな花が咲くのかとっても楽しみです。
毎月、第2、第4土曜日は、午前9時から約1時間程度、寺田池周辺のパトロールを実施しています。
単なるパトロールだけではなく、寺田池をこよなく愛し、毎日といっていいほど池を訪れているメンバーが工事や動植物に関する話題を提供してくれるなど、毎回、楽しいパトロールを行っています。
寺田池見守り隊に関係なく、どなたでも参加できますので散歩がてらお気軽にご参加ください。
ずいぶんと大きくなりました。
トウモロコシのように花の蕾が見られます。
もうすぐ花が咲くかな?
バナナの木 その3 見守り隊が植えた寺田池のサツマイモです。
守り隊の村上さんや小山さんが大事に育ててくれています。
寺田池のサツマイモ その2 こんなにしっかりしました。 秋の収穫が楽しみです。
サツマイモの他に瓜も植えられています。
2008/06/12 「2008/06/08 『さつま芋』の苗の植付会 開催」
6月8日(日) 曇りのち晴れ
午前10時から、特設された寺田池の中にある畑で『さつま芋』の苗の植付を行いました。
見守り隊のメンバーを主に子供からお年寄りまで約60名が参加しました。
心配された雨もあがり蒸し暑い天候でしたが、300本のさつま芋を植えることができました。
皆さん、本当にお疲れ様でした。
秋には収穫し、「焼いも」にして食べたいと思います。
植付のあとは、兵庫県三木土地改良事務所の伊藤さんに、工事の進捗状況を説明していただきました。
来年の春には一周できる遊歩道も完成するとの説明を受け、『地域の誇り寺田池』を、ため池管理者、水利役員、地域住民が力を合わせて守って行ける(維持管理ができる)ように、寺田池協議会や見守り隊など継続的な活動が必要であると再認識しました。
地域の皆さん、これからも宜しくお願いします。
2008/06/11 「豊かなむらを災害から守る月間」の防災パトロール、災害通報のお願い |
「豊かなむらを災害から守る月間」の防災パトロール、災害通報のお願い |
6月1日から6月30日までの1ヶ月間は、「豊かなむらを災害から守る月間」となっています。 現在、寺田池では堤体の強化など災害に強いため池改修が行われています。 万が一の時に備える体制を整えることを重要な役割とする『寺田池協議会』では、県や市と協力しながら、梅雨期に備えて施設の点検を強化しています。 また、『寺田池見守り隊』の協力を得ながら、寺田池周辺のパトロールを実施するなど地域をあげた災害防止活動を実施しています。 引き続き、地域の皆様には、日頃から大雨などの災害に対する関心を持っていただければ幸いです。 何かございましたら些細なことでも結構ですので、下記まで通報下さい。未然に災害を防ぐために地域の皆様のご協力をお願いします。 決壊の可能性のある雨量って? おおむね下記に示す雨が1時間以上降り続いた場合、ため池の水位が上昇し堤防の洪水吐から水があふれだします。 洪水吐から勢いよく水があふれだした場合、下流水路が氾濫する危険性が極めて高くなります。 なお、下記に示す雨量より小さくても、長時間降り続けば下流水路が氾濫する場合もありますので十分ご注意ください。 (寺田池における警戒雨量) 時間雨量20mm程度の雨が、1時間以上降り続いた場合は危険です。 リアルタイム雨量(兵庫県播磨南東部)は下記アドレスを参考にしてください(国土交通省データ) 国土交通省「川の防災情報 |
2008/05/04 寺田池周辺での野鳥の観察 |
寺田池周辺での野鳥の観察(写真撮影)を趣味になさっている東加古川住宅町内会の柏木周二さん
最近、池に隣接する明神の森に、啄木鳥(きつつき)の仲間でこの辺りでは珍しい「こげら」が巣をつくっています。柏木さんが撮影したベストショットをご覧ください。 柏木さんのお話では、平成18年の夏、工事のために池の水を抜いたあとにも大きな白鳥が舞い降りたとか。寺田池で確認(撮影)された珍しい野鳥の写真をお楽しみください。 |
2008/05/04 芦谷さんからの投稿コメント |
(芦谷さんのプロフィール)
まちづくり懇談会平岡会場実行委員会(まちこん)、平岡・寺田池を語る会の主要メンバーとして寺田池での活動を支援。 高下町内会出身で現在小野市在住。 まちこんスタッフ時代から、「地域の誇り寺田池」を守っていくには、地域住民の参加意識を高めるとともに、現在の「語る会」や「協議会」といった周辺自治会や他団体とのネットワーク(協力と連携)がとれる組織づくりの必要性を提唱した。 |
以下、コメント全文 た め 池 と 地 域 づ く り |
平岡・寺田池を語る会 芦 谷 恒 憲 いなみ野台地に点在するため池を囲む地域では、その自然や文化に着目し、地域でため池に関心を持つ人たちに地域づくりが行われている。地域の輪を広げ、ため池を核としたネットワークへの参加の輪を広げるため、交流イベントが各地域で行われている。 このイベントが継続する鍵は、楽しいこと、興味があること、趣味と実益などが考えられる。 まちづくり懇談会平岡会場実行委員会が加古川市の寺田池訪問者に対して実施したアンケート調査 注) では、イベントへの参加の関心度は比較的高い。 実践活動に結びつけるためには、交流拠点などの場づくりが必要である。 イベントが身近であれば参加者が集まりやすいため、地域の人の利害や当事者意識を持たせるしかけが必要である。地域の関心のある人に参加を呼びかけ、それぞれの関心に合わせてきっかけをつくり、そこから専門家を発掘し、そこから人のネットワークをつくり、リピーターを増やすことがイベントを定着化させ活性化する鍵である。 そこでは、参加者の交流拠点づくりやため池を体験する体験型プログラムづくりなどが行われている。 一般的にイベントが継続するためには、特定の人の利害、当事者意識を持たせるしかけづくり、たとえば、イベント開催後の交流行事などが有効である。地域の人々が時間をかけて議論し、コンセンサスを得た事業は、計画づくりに住民が参画したという意識が芽生え、それが地域づくりの大きな原動力になる。 さらに行事を定着させるためには、地域を知り地域の人とのふれあい、そういった地域づくりをめざした行事を定期的に開催することが大切である。地域の魅力を見つめ直し、地域の持つさまざまな地域資源を知り、その地域をより魅力的なものにする取り組みは、地域住民主体の地域づくりに必要である。 ため池の効用は、農業用水の確保のほか、地下水資源の確保、洪水調整などの防災機能、気温調整など環境を守る機能を備えている。 さらに、ため池及びその周りの集落などの原風景は、先人の文化を知る機会であり、自然に触れる場でもある。そこには華やかな都会にはない機能が秘められている。そのため池の魅力を情報発信にしていくことがよりため池を身近なものにすると考えられる。 ため池を知る機会は、従来は限られていたが、現在では、イベントや講座への参加、あるいはホームページ等から容易に得ることができる。 よりため池を知る方法として、複数のため池の比較研究、協議会関係者との情報交換によりため池の持つ利点と欠点を現場にいくことにより確認できる。 その中でフィールドワークでは、その最もよい機会である。 平成19年度「いなみ野ため池学」講座(いなみ野ため池運営ミュージアム協議会主催)のフィールドワークでは、用水路の発達の歴史、蛍やドブ貝などの生育状況から自然景観の理解、さらに、ため池を散歩している関係者からの健康づくりの話など様々な情報が得られた。 親池と子池の関係、集落の発達、さらに集落の効用、歴史と地域文化の理解、先人から受け継がれた人々の営み、防災機能などを学ぶことができた。現場の風景を重ねることで文献情報では得られないより深い知識を得ることができた。 先人から受け継いだ地域のため池文化を理解することにより地域の財産、誇りの意識の再確認や点在している情報の共有化することができる。 地域の人々が時間をかけて議論し、コンセンサスを得た事業は、計画づくりに住民が参画したという意識が芽生え、それが永続的な地域づくりの原動力になる。身近にある地域資源を知り、それを生かすため、地域の人々が気軽にふれあえるイベントなどを通して地域づくりへの参加者の輪を広げるしかけが必要である。 住みよい地域づくりは、文化、うるおい、ゆとりといった住みよさを求める地域の人の願いや声を聞き、そこに住み、働き、憩う人々の発想やエネルギーをくみ上げてつくりあげられる。 地域に住む人が、地域を見詰め直すことにより、普段何気なしに見過ごしてきたまちの美しさや醜さがあらためて発見できる。 地域の自然を守ろうなど具体的な問題意識を持って地域を見れば、地域への関心や愛着心がさらに深まり、新たな地域づくりへの展開が期待できる。 (注)加古川市まちづくり懇談会平岡会場実行委員会編(1999)「まちこん平岡-楽しく和やかに語り話し合いみんなでつくろう地域の輪- 」参照。 |
2008/05/04 寺田池見守り隊からのお知らせ |
◎寺田池周辺のパトロールにご参加ください。 5月から毎月、第2、第4土曜日、いずれも午前9時から約1時間程度、定期的に寺田池周辺のパトロールを実施します。 寺田池見守り隊のメンバーに限らず、一人でも多くの方に参加いただき、地域ぐるみで寺田池(周辺)を見守ってください。 パトロールの目的は・・・ ①工事の安全(工事現場の子供の立ち入り注意等) ②工事の進捗状況を目視 ③寺田池や明神の森周辺の不審者等パトロール です。 可能な限り事務局が参加し、参加人数に応じて数班に分けパトロールのルート等を指示します。なお、他のイベント等やむを得ず事務局が参加できない場合は、参加者の自主性にお任せします。散歩がてら、お気軽にご参加ください。 ◎連絡箱を設置しました。 <記入用紙は、雨に濡れないよう掲示板のひさしのところに置いています。> 関連記事が、寺田池新聞にありますので、こちらから参照ください。 |
2008/03/16 パトロール実施のお知らせ |
3月20日(木) 時間 AM 9:00~11:00 寺田池周辺のパトロールを行います。 集合場所 寺田池芝生広場 <お誘い合わせの上、ご都合のつく方は、ご参加をお願いします。> |
「珍しいフナの大群」を発見された映像部分を、ご紹介いたします。 |