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2011/04/17「ドブ貝の養殖実験」]現場を取材しました。

 平成23年2月19日(土)、寺田池で設置が進められているドブ貝の養殖実験現場を取材しました。

この施設は、ため池ミュージアム運営協議会の働きかけにより、兵庫大学や県立農業高等学校の皆さんが、寺田池の水循環・水質浄化を目的に取り組んでいる実験施設で、毎週土曜日に作業を行っています。

3月中旬に完成する予定ですが、実際の貝の養殖は5月~6月になるそうです。
春の日差しの中での作業風景
県立農業高等学校の皆さん ドブ貝の養殖場のブロック積
 一個の貝で、一日、ドラム缶一本分の水質浄化能力のあるドブ貝。

施設周辺は中島の外側にあり、池の水が滞留しやすい場所にあり、昨年、付近で発生したアオコ対策にどれだけ効果があるのか期待は膨らみます。
常時池の水が循環するよう設計
工事中の階段 中島へ渡るデッキのすぐそば
先生から作業の指示を受ける 3月中旬完成予定
ドブ貝の幼生は、ハゼ科の淡水魚ヨシノボリなどに寄生するらしく、そういった魚の生態を含めた養殖実験だそうです。

兵庫大学の全面協力により、池の水を循環ポンプで汲み上げており、その水を養殖プールに引き込み常に池の水が入れ替わるような水循環施設となります。

古来から、寺田池にも生息していたドブ貝、果たして増殖できるか?
ポンプアップした池の水を引き込む予定


参考(ウィキペディア)    ドブ貝   ヨシノボリ

 『ぬばたま貝(ドブ貝)』の養殖実験

水辺環境の保全・再生をめざす取り組みの一環として、寺田池の水辺を活用した「ぬばたま貝による水質浄化」、「ぬばたま貝の養殖実験」が始まりました。

1月から実験水槽の設置作業が行われてきましたが、3月22日(火)ようやくぬばたま貝が入りました。

昨年、発生したアオコ・臭い対策に乞うご期待。

活動チラシ (pdfが別窓に開きます。)