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2008/07/27 クリーンキャンペーン&水生植物観察会の報告
~クリーンキャンペーン&水生植物観察会~
クリーンキャンペーンには109人の方々にご参加頂きました。
うだるような暑さの中、午前9時30分から池や明神の森で一斉清掃を行いました。
予想通りゴミは少なく、タバコの吸殻もほとんどありませんでした。
月1回の平岡北小学校区各自治会の清掃活動の成果や訪れる人々の意識の高まりを強く感じました。これからも宜しくお願いします。
※このスライドショーは自動で再生されます。
さて、約40分の清掃活動の後は、木陰で和亀保護の会のメンバーの方から和亀(ニホンイシガメ・クサガメ)の説明を受けました。
これまでの調査の結果、寺田池で捕獲されたカメは約9割がアカミミガメ(外来種)で残りがクサガメであった。
おっとりした和亀に比べ、どう猛で和亀の5倍もの卵を産卵するアカミミガメは寺田池でも増え続けています。
このままでは、クサガメやイシガメが絶滅してしまいます。
日本古来の和亀を守るため地域の皆さんの協力が不可欠です。
来年から貯水もはじまります。和亀保護の会などによるアカミミガメの捕獲作戦とともに、地域の皆さんの協力が必要です。
① 寺田池には外来種をはなさない。(ペットを捨てない)
② 持ち込まない。
③ 餌をやらない・・・これらを徹底しない限りアカミミガメの池になってしますのです。
※このスライドショーは自動で再生されます。
その後、10時40分から池に入り、兵庫水辺ネットワークの松本さんの説明により、水たまりに生育する水生植物の説明を受けました。
一週間以上雨が降らず、今にも干上がりそうな水たまりでは様々な植物が観察できました。
これまで池の何処にも見られなかったオニバスをはじめ、フラスコモ、オオトリゲモ、シャジクモ、ガガブタ、ニオイタデなど希少種の植物を観察することができました。
夏の日差しに負けずに、あと半年の間頑張って生き延びてほしいものです。
※このスライドショーは自動で再生されます。
このイベントを通して、新たな寺田池を発見した方も多いと思います。
「寺田池協議会」、「平岡・寺田池を語る会」では、沢山の方に寺田池に興味や愛着を持っていただき、そして、地域のふるさとや誇りとして再認識していただければ幸いです。
それが、「地域をあげての寺田池を守るお手伝い」につながっていくと信じて、これからも催しを開催したいと思います。
最後に、暑い中、今回の催しに参加していただいた皆さんに深く感謝いたします。これからも、どうぞ宜しくお願いします。